履歴書(CV)の書き方

履歴書(CV)の作成に困っていませんか?何を記載するべきか、迷っていませんか?ここにはなぜ、いつ、どのように履歴書を使うのか、レジュメとCVの違い、CVの書き方と構成のガイドライン、アメリカと国際的なCVの違いや記載例について情報を掲載しています。

履歴書を使うとき

求職者がレジュメではなくCVを使うのはいつでしょうか。アメリカでは、大学、教育、科学、医学、研究職のようなポジションに応募する場合に使われます。奨学金給費研究員や奨学金の申請でも使われます。

ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアで仕事を探す場合は、レジュメよりもCVが使われます。海外の雇用主はアメリカのレジュメではなく、CV上で生年月日、国籍、婚姻状況、出生地などの個人の情報を読みたいということを覚えておきましょう。アメリカの法律では求職者に訪ねることができる情報に制限がありますが、これは国外では適用されません。

CVに記載するべきもの

CVとレジュメにはいくつかの異なる点があります。CVは2ページ以上と長く、あなたの経歴やスキルの詳細を記載します。レジュメは、CVの異なるバージョンで、異なるポジションに必要となります。

レジュメのように、CVには名前、連絡先、学歴、スキル、経験を記載します。しかし、これらの基本的な情報に加えて、CVには研究歴や教職歴、発行物、プレゼンテーション、奨学金、職能団体や免許、受賞歴や表彰歴、その他ポジションに応募するにあたって必要な情報を記載します。

まずはあなたの経歴のリストを作ることから始め、その後カテゴリー別に構成していきましょう。発行物には必ず日付を記載しましょう。

国際的なCVに記載するべき個人情報

・国籍

・婚姻歴

・年齢

・子供の数と年齢

・趣味など、個人的に興味のあるもの

・高校を含む全ての学歴

・写真の添付を推奨(プロの顔写真がベストです。)

CV上の生年月日

アメリカ国外のいくつかの国ではCVに生年月日を載せることが好ましいとされています。海外の仕事に応募する場合は、その国の仕事の応募の仕方について調べておきましょう。

アメリカ国内での仕事の応募にCVまたはレジュメを使う場合は、年齢差別を避けるための現在の法律により、生年月日の記載を求められることはありません。しかし、ベトナムにおいては、こちらの記載がないと書類選考に通過しないことが多々あります。

CVのカスタマイズ

記載したい情報のリストを作成したら、あなたのオリジナルのCVを作成し、その仕事に有利な経験を目立たせるようにしましょう。オリジナルのCVを作るのは時間がかかりますが、特にその仕事に有利な経験やスキルがある場合は、それだけの価値があります。

・起動動詞を用い結果を記載し成果を強調しましょう・

・その仕事の最高の候補者であるということを要約したプロフェッショナルなプロフィールから始めます。

・仕事に関する経験、スキル、知識を記載します。全てを詳細に書く必要はありませんが、学歴などでも仕事に関係する場合は記載します。

・CVの構成は雇用先が求めるものに合わせて構成します。例えば、研究に力を入れている大学に応募する場合、プロフィールのすぐ後の最初のページはあなたの論文のリストから始めます。一方で、発行物よりも教職の経験が重要と考えている職場では、職歴を最初のページに記載します。

CVの記載例と書き方の確認

書き始める前に、いくつかサンプルを見ると書きやすいかもしれません。Googleで検索すれば直ぐに見つかります。